人に好かれるには?その方法はシンプル。好かれる人の特徴も!

コミュニケーション

こんにちは。
心理カウンセラーの幸跡です。

人に好かれたい、人に認めてもらいたい、理解してもらいたい。どんな人にも少なからずある普遍的な欲求だと思います。人から好きと言ってもらえれば誰だって嬉しいし、賞賛されれば自信が持てたりもしますよね。

今回はそんな人から好かれるための方法について考えていきます。小手先のテクニックや一時的なものではなく、本当に人に好かれるための方法はひとつしかありません。そしてそれは驚くほどシンプル。

どうすれば人から好かれるのか、またなぜそうしないと人から好きになってもらえないのか。周りから好かれる人の特徴も踏まえて一緒に見ていきましょう。



人に好かれる方法はひとつだけ

まず最初に、人から好かれる方法はずばりひとつしかありません。それは「先に自分から好きになる」こと。これだけです。とてもシンプルですぐにでもできそうなことですが、これができないために多くの人が悩んだり「人から好かれる方法」などを検索したりします。

これは好かれることだけではなく、誰かに認められたい、尊敬されたい、信頼されたい、こういった他人から何かを与えてもらうことすべてに共通しています。

まずは自分から認める、自分から尊敬する、自分から信頼する。この自分の変化に伴って、必ず周囲が変わっていきます。変わらざるをえない状況になります。

ただ、先に何かを求めたり、与えてくれた人には与えてあげるという考え方をしているといつまでたっても状況は変わりません。これまで同じやり方でうまくいかないときは、ぜひその方法を変えてみてほしいと思います。

それは、好かれるより前に好きになるということ。

好かれる人の特徴

「(あなたのことを)こんなに好きなのにどうしてわかってくれないの?」の本当の意味は、「(私のことを)こんなに好きになってほしいのにどうしてわかってくれないの?」です。それを察知するから、相手は「好きになる」ことの強要に対して拒絶をしてしまいます。

「自分のことを好きになって」と言われて本当に好きになれる人なんていないですよね。誰かに好かれる人は、決まってその「誰か」のことを好きでいます。見返りも求めず強要もせず、ただこちらから人を好きでい続けています。

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◆「好かれる人」のイメージ像

多くの人から好かれている人をイメージすると、常に与えられているという印象がどうしても先行します。たとえば容姿がいいからとか、性格がいいからとか、能力が高いからとか、その人の良いところに影響を受けた人たちがその人の周りに集まるというような見方をしてしまいます。

それももちろん重要な部分ですがそれよりも注目しなければならないのは、多くの人から好かれている人は、同じくらい周りの人たちを好きでいるということ。容姿がいいから好きになるのでも性格がいいから好きになるのでもなく、「その人が自分を好きでいてくれるのがわかる」から好きになるんです。

容姿がいいから、性格がいいからという理由だけで好きという人は、それは好きになるというよりは羨望や憧れの対象として見ている状態だと思います。なので、例えばもっと容姿のいい人が現れたら、もっと性格のいい人が現れたら、きっとまた別の人を好きになっていきます。

◆自分が相手を好きでい続けることができるか

きっかけは容姿や性格、そしてその後少しずつ本当にその人を好きになっていく。おそらく多くの人が経験することではないかと思います。では「その後少しずつ」の間には何が起こっているのか。

これは「相手が自分を好きで続けていることを実感できるか」を確認しているのではないかと思います。楽しいこと以外にも意見の食い違いがあったり嘘や裏切りがあったり、そういった共通の時間や空間を経て、それでも相手が自分のこと好きでい続けていると実感ができるか。それを「その後少しずつ」の時間で確認しているのです。

なのでこの時間で「自分は好かれていない」と判断する人は、別れることもあれば浮気をすることもあるでしょう。逆に「自分は好かれている」と思える人は、容姿でも性格でもなくその人自身をもっと好きになっていくと思います。

ここで注目したいのが、これらはすべて「相手が自分を好きかどうか」だけが焦点となっているということ。「自分が相手を好きでい続けることができるか」については考えられていません。

誰かを好きでい続けることを難しく感じる多くの場合は、その裏に「相手が自分を好きでいてくれないから」があるからです。そうではなく、相手が自分を好きかどうかに関係なく「自分が相手を好きでい続けることができるか」について考えなければなりません。

人に好かれることから始まる人生

それではなぜ多くの人は「誰かを好きになる」ことの条件に「その人が自分を好きでいる」ことを考えてしまうのでしょうか。なぜ求めるより前に与えることが難しく感じてしまうのでしょうか。

それは人生が始まったばかりの頃までさかのぼって考える必要があります。

◆赤ちゃんに学ぶ人の始まり

赤ちゃんは当然自力では生きていけません。食べ物を与えてもらって、住むところも着るものも与えてもらって、たくさんの愛情を与えてもらいながら育っていきます。

自分が笑えば周りも笑うし、自分が泣けば多くの人が優先して自分のために動いてくれる。「周りは自分のために何かをしてくれる人」という世界の中で長い時間を過ごしていきます。

これが人の始まりであり一番最初に住んでいる世界です。それでは、大人になった今同じことをしたらどうなるでしょうか?

自分が笑っても周りは笑ってくれない、自分が困っていても誰も助けてくれない。それに対して「どうして何もしてくれないのか」と憤慨する。おそらくこの人は誰からも好かれることはないどころか、嫌われてしまいますよね。

でも与えるより前に求める、「好きになってくれるなら好きになる」という考えはそれと同じことなんです。

赤ちゃんから子どもの時期に芽生えた信念や性格は、大人になっても自分が変えようと意識しない限りその人の中枢にずっと在り続けます。それに従って考えたり行動したりします。なので自分勝手で自己中心的、自分の思い込みが絶対という大人たちによって争いが絶えることがありません。

つまり、与えるより先に求めてしまうのは言ってしまえば当然のことで、その答えは「そうやって生まれそうやって育ってきたから」です。

◆好かれることで変わる心境

多くの人が子どもの頃のまま与えるより先に求めることを考える。そして与えてもらえたときにようやく誰かにも与えることを考えられる。ここに人に好かれるヒントがあります。

誰かを好きになるということは、その人を認め受け入れ「自分は味方である」と伝えることです。相手がそれを感じられてはじめて、その人にも「好きになっても大丈夫だな」という洞察が生まれます。

その後その人が自分を好きになるかどうかはその人次第ですが、ひとつ言えることはこの前提がない限り、その人が自分を好きになることはないということです。

求めるから求められる、与えるから与えられる。いたってシンプルな原理なのに、赤ちゃんや子どもの頃のまま与えられて当たり前という信念が残り続けそれにそって考えたり行動をしたりするから、いつまでの状況は変わらないままなのではないかと思います。



「人に好かれるとはどういうことか?」を伝える

それでは具体的に、人から好かれるためにどう行動していけばよいのかについて考えていきます。

結論から言うと、「人に好かれるとはどういうことか?」を伝えていくということです。見返りを求めず強要もせず、ただ自分が相手を好きでいること、自分は味方であることを伝え続けることだけです。

誰かに好かれたいならまず好きになる。誰かに認められたいならまず認める。尊敬されたいならまずは尊敬する。そうして、人を好きになるとはどういうことか、人を認め尊敬するとはどういうことかをその人に伝えていくことです。

学校や社会からは、いかに世界が危険でいかに人間が愚かかということは嫌というほど教わりますが、いかに人間同士の協力が不可欠でいかに先に与えることが大切かという本当に幸せに生きるための知識を教わる機会はそうそうありません。

それはそれを教える大人たちが「与える前に求める」「与えてくれた人には与える」という世界で生きているからです。なので多くの人がその重要性を知りません。

そこで、誰かに好かれたいと思うならすべきことはただひとつ。まず自分から人を好きになること。人を好きになるということがどういうことなのかを伝えていくことだけです。すべきことというよりは、それ以外には方法がありません。

ただ人を好きになることに集中し、自分から先に与えることに集中する。それは必ず人から好かれることや与えられることに繋がっていきます。おそらくその頃には先に何かを求めようという考えはなくなっているかもしれないですが。

人間に短所はない

漠然と「人を好きになる」と言っても、それは簡単なことではないと思います。人には、自分が傷つかないように相手の嫌なところや短所を見つけ攻撃したり距離を置こうとしたりする心理がどうしてもあります。そのため人の短所はすぐに見つけてしまいます。

なのでここは意識的にとらえる必要があります。具体的には、人間には短所などないということをひたすら意識していくことです。

いくつか例を見ながら考えたいと思います。

【例】いつも人の悪口を言ったり愚痴をこぼすような人

これは誰かを傷つけたり空気を悪くする行動として短所のように思われます。でも、この人は本当に悪口を言って誰かを傷つけたり愚痴をこぼして空気を悪くしたりしたいのでしょうか。
たとえばこれをこのように見るとこれも立派な長所になります。

◆人一倍繊細で敏感な人
◆その組織や関係者のおかしな点、改善が必要な点を主張できる人
◆問題を抱え込んで精神的に不安定にならないように発散方法を知っている人

【例】何を決めるにも人任せで自発性がない、優柔不断な人

これも短所として見られがちな場合が多いですが、これも短所ではなく立派な長所です。

◆自発性がないのではなく自分の主張より他人の意見を優先できる人
◆優柔不断なのではなく物事の決断に慎重な人

【例】 怒りっぽくすぐ怒鳴る人

これも短所としてよく挙げられるものではないかと思います。怒りは自分の未熟さを露呈したり支配的な人と察知されたりして短所の代表のようなものです。 ただ以下のように考えるとこれすらも長所として見ることができます。

◆物怖じせず自分の意見を主張できる人
◆感情を素直に表すことができる人
◆自分の信念に正直な人


テクニックや知識としてみるのではなく、その前提として「相手を認め受け入れる」という気持ちが必要です。長所が「有るか無いか」、または「正しいか間違っているか」という事実ではなく、「そう思うか思わないか」という主観的なものとして考えるということです。

人を好きになることが難しく感じる、人の嫌なところばかり見えてしまう。そんなときは人間には短所などないということ、短所と感じる部分を長所に置き換えることが最初の一歩ではないかと思います。

最後に

まず先に自分から好きになること、認めること、尊敬し信頼すること。周りから好かれる人は無意識的にこれらを行っています。赤ちゃんから子どもの頃に出来上がった「周りは自分のために何をしてくれるのか」から、「自分は周りに何ができるのか」という精神的な発達をしています。

自分が誰かに好かれたいなら、まずその人に「人を好きになるとはどういうことか」を自分が体現し伝えていく。そして過度に結果や見返りに期待したり強要するのではなく、あとはその人の決断に委ねる。これしかできることはありません。

そのためには人を好きになること。人を好きになるためには人間には短所などないという意識をしっかり持つこと。短所を見ずに長所を見つけようとするのではなく、その短所自体を長所として見ようとすること。

そうして自分が変わっていくと、それに影響された周りも必ず変わってきます。ずっと裏や含みのない好意を寄せ続けてくる人を嫌ったり敵視したりする人はいないですよね。そこには安心感や好感や信頼感が生まれてくるはずです。

人に好かれたい、人に理解してもらいたい。これは誰もが持っている普遍的な欲求だと思います。普遍的で誰にでもあるものだからこそ、正しい理解がされていないと人生に大きな影響をもたらします。

人から嫌われていると思っている人、自分には誰も興味がないと思っている人。そう思うのも思わないのも、誰かにそうしなさいと言われているのではなくすべて自分で選び決断していることなんです。その自由や権利を使って、今度は人を好きになる自由、人に興味を持つ自由に発想を切り替えてほしいと思っています。

常に誰かに好かれるよりも、常に誰かを好きでいられる人になれますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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